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コブハウス造りがはじまります!

以下は、会員の petit prince (福山祐一) さんからのお知らせです。
いよいよコブハウス造りに取りかかられるとのこと。
楽しみですね。

       ※  ※  ※  ※  ※  ※

コブハウスを造りたい仲間が集い コブハウス造りを開始いたします。

こちらで活動する方々は「家造り女子の会」に入会させて戴き「家造り女子の会」の
方々と連携して活動したいので宜しくお願いします。

こちらに移住したい方には支援いたします 支援は満点星の会がお受けいたします。
大井川を中心に良い所です近くには他の活動グループもあります。
空き家もあります。

予定地域: 静岡県島田市相賀 
        JR東海道線島田駅&金谷駅から車で15分 
        富士山静岡空港20分 第二東名高速道路インター15分 
        SL トーマスの大井川鉄道新金谷駅15分
        静波海水浴場60分 御前崎60分 新幹線静岡駅60分 
        東海道53次宿場町 島田金谷(24次)等々です (時間は誤差あります)

宿泊場所: 民宿満点星(7千円) 他
        小人数ならば民泊可能、大人数は寝袋持参が有効です(事務局長宅予定)

下記blogとFB(yuiti fukuyama)に「家造り女子の会」掲載のコブハウスの写真転用
しました
http://blog.hatena.ne.jp/-/globalheader/463e13/f5f27d/



NO.4 petit prince (メール: marry@hb.tp1.jp)
福山祐一










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# by noo-tenki | 2015-10-08 09:42 | お知らせ

家づくり女子の会について

家といえば、何十年もローンを払って買いもとめるもの、
というのが今の日本の常識になっています。
そのために毎日朝から晩まで働きつづけ、
子どもと遊ぶ時間もなく、
夫婦の会話もいつしかなくなり、
子どもが巣立って夫婦ふたりきりになり、家のローンを払い終えるころには、
熟年離婚が待っている。

なんだかなー。

一方、わたし自身はローンで家を買いたいという発想がなかったものだから、
ずっとお気楽な借家ぐらしを続けてきて、
はたと気づいたら、家賃を払えなくなる老後が近づいていました。

どっちもどっちですね。

人間の生活にとって基本的な必需品である住居が、
こんなに庶民から遠ざけられている世の中はなんだかおかしい。

そもそも、自分の住む家を、なぜ自分でつくらないのでしょう?
家は専門家につくってもらうものと、なぜほとんどの人が思っているのでしょう?
たぶん家を建てるのはむずかしいという思いがあるからでしょう。

確かに、柱や木枠が一分のすきもなくぴったり組み合わされた美しい日本建築や、
やたらに大きくてシャンデリアなんかがある洋風住宅や、
家中に電線が張りめぐらされたオール電化住宅などは、
しろうとにはとうてい建てられません。

そんなことを考えているときに、ネット上でコブハウスと出あいました。
粘土と砂とわらでつくる家。
年寄りから子供までがその作業に加わっている姿を見て、
うれしさのあまり椅子から15センチほど飛びあがりました。

それからネットサーフィンを重ねるうちに、
しろうとでも家をつくる方法はたくさんあるのだとわかりました。
要するに、自分でつくれる家をつくればいいのです。

そうだ、コブハウスをつくろう。
コブハウスに住みたい!
といつの間にか思うようになりました。

でも家をつくるには人の助けがいります。
助けをつのる場として、このブログを活用しようと思いつきました。

Aさんの家づくりを、Bさんが手伝いにいって、
Bさんがその経験をもとに自分の家をつくり、それを手伝いにいったCさんが、
さらに自分の家をつくり・・・・

というふうに、家づくりのノウハウや経験が循環していったら、
日本の国にも、自分で家を建てる文化が少しずつ広がっていくかもしれません。
そしてローン地獄に苦しむ人や、ホームレスが、減るかもしれません。

でも、なぜ女子の会にしたかって?

なぜなら、男子は 「本格派」 にこだわる人が多いからです。
料理でもそうですよね。
男性はまず素材選びからこだわる。
やっぱり豚はイベリコ豚でなければ、とか、
お酢は何十年熟成のバルサミコでなければ、とか。
そして遠くから運ばれてきたそういう素材を、高いお金をかけて買ってくる。
料理の手順にしても、「ここでひと手間かけるかかけないかで味がちがう」 とか言って、
高級料理店の手順をそのまま守ったり。

でも現実には、あんまりお金はないし、子どもは腹を空かせて泣いている。

そんなとき女性は、冷蔵庫の中にあるあり合わせの材料で、
ちゃっちゃかちゃっとつくってしまう。
こだわりすぎない。

家も、身の周りで手にはいる廃材や、土やわらや、近くの山で伐採された木や、
そういうありあわせのものを使って、
多少どこかがゆがんでいたり、隙間があいたりするのを気にせずつくれば、
お金のあまりない人でも家が持てるし、
それで十分家族がしあわせに暮らせるはずだとわたしは思います。

   資材を採取して、運んで、加工して、家を建てて、
   住まなくなった家を解体して、リサイクルまたは廃棄処分にするまでに
   排出される二酸化炭素の量を、ライフサイクルCO2という。
   人間の活動によって排出される二酸化炭素量のうち、
   住宅のライフサイクルCO2は2割にもなる。

   木材の消費量は日本がアメリカ・中国についで世界第三位。
   そのうち35パーセントは住宅用で、
   日本は費用のかかる国内の森林を放棄し、木材の80パーセントを輸入している。
   第三諸国での乱伐や違法伐採は知られるとおり。

   日本で排出される廃棄物の9割は産業廃棄物で、
   その2割が建設廃棄物。
   この数字には、放置された空き家などは含まれない。
   不法投棄の75パーセントが建設廃棄物。
   これは、日本では中古住宅が流通しないので、
   作っては壊しを、短期間でくりかえすためらしい。

               (以上、高村友也著 「スモールハウス」 同文舘出版より)


こんな世の中だから、ありあわせの、用が済んだら自然に帰る素朴な材料で、
こだわらずにちゃっちゃかつくる女子が、
力を発揮すべきだと思ったのです。
でももちろん、そういうの、オレも好きよ、という男性なら大歓迎。

素朴な家づくり文化が日本中に広がって、
お金もちでなくてもみんなが自分の家に住めるようになるようにと願っています。
いや、それより、わたしもいつか家が建てられるようにと。










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# by noo-tenki | 2014-06-24 15:48 | 家づくり女子の会について